プロクライマー指導の下、ボルダリングのフットワークを学ぶ!

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こんにちは!今回は、プロクライマーによる特別なボルダリング無料講座で学んだフットワークのテクニックについてシェアします。

講座の概要

この無料講座では、フットワークの基本から応用まで、効果的なテクニックを学ぶことができました。プロクライマーの土肥圭太さんの指導のもと、緩傾斜でどのように足を置くとバランスが取りやすいか、強傾斜でどのように力を使うとホールドを踏むことができるかなど、貴重な知識を得ることができました。

今回の講座の公式Instagram

フットワークの重要性

ボルダリングでは、手の力だけではなく、足の使い方が非常に重要です。課題の難易度が上がり、手も足も悪いホールドが増えてくると、上半身の力だけでは登れない課題も増えてきます。

学んだテクニック

まず、大前提として、傾斜によってフットワークのテクニックは真逆の戦略を取ることになります。スラブや、100度前後の緩傾斜では、重力に任せて足に体重をかけるので、フットワークに対してそこまで力を使いません。反対に120度以上の強傾斜では上半身に力を込め、手でホールドをしっかり引きことで、足が踏めるようになります。

緩傾斜でのフットワーク

関係者でのフットワークは、バランスを取るためのフットワークと、出力を出すためのフットワークの2種類があります。

バランスを取るためのフットワーク
  • 基本的にはインサイドで踏む
  • カニ歩きをするイメージで進む
  • 手がいい場合は正面からつま先で踏むと出力を出しやすい

スラブや緩傾斜では、なるべく壁に近づくことが必要です。そのためつま先で正面から踏んでいると、その分壁から離れてしまうので、側体もしくは正体の場合でもインサイドorアウトサイドで踏むことをお勧めします。正体の場合はインサイドを使ってカニ歩きをするようなイメージになります。手でしっかりと保持できる場合は、次の出力を出すフットワークを使うこともできます。

インサイドで踏むときのイメージ
出典:https://chums.jp.net/climbing-12
出力を出すためのフットワーク
  • つま先で正面からまっすぐ踏む
  • デットポイントやランジなど遠いホールドに飛びつく場合に使う
  • 手でホールドをしっかり保持できないと使えない
  • 緩傾斜での使用頻度は多くなく、基本はバランスを取るためのフットワークで進む

デットポイントやランジなど遠いホールドに飛びつく時は、つま先でまっすぐ踏んで出力を出します。この時手できちんとホールドを引かないといけないので、ホールドを保持する力が重要になってきます。ただ、緩傾斜だと使用頻度は多くないので、基本的にはバランスをとりながら登って、ここぞという時に使うことが多いみたいです。

正面でまっすぐ踏むときのイメージ
出典;https://chums.jp.net/climbing-159

強傾斜でのフットワーク

掻き込み

フットホールドが良くて、掻き込める場合は足に体重を逃してあげることが出来ます。しかし、これはフットホールドがよくないと出来ないので、今回の講習会では特に取り扱うことはありませんでした。

力を込めて踏む

今回の講習会では、強傾斜で悪いフットホールドを踏む方法についての指導を受けました。悪いフットホールドを踏むコツは下記のようになります。

  • フロントレバーに近い形で踏む
  • 腹筋を使って、体を真っ直ぐに伸ばすこと
  • 肩が上がってしまっていると、力が入りづらい

強傾斜でフットホールドが悪い場合は、掻き込むことが出来ないので、腹筋に力を込めて踏むことが重要になります。この時に腹筋を使えず、体がくの字になってしまうと、フットホールドに力が伝わりません。写真の①のように体が真っ直ぐの状態で踏むようにしましう。極端にいうと、フロントレバーのような体勢でフットホールドを踏むことが重要になってきます。この時に肩が上がってしまうと、肩甲骨の位置的に力が入りづらくなるみたいです。写真の②のように脇を締めて、肩が上らないようにしましう。僕自身は肩がすぐに上がってしまう癖があるので、治さないといけないですね💦

フロントレバーのイメージ

実践と感想

実際に学んだテクニックを使って緩傾斜を2課題、強傾斜を1課題上りました。課題の完登動画は僕のInstagramアカウントに載せておきました。そちらを参考にしてください。

結び

この講座を通して、ボルダリングのフットワークの重要性と、それを向上させる具体的なテクニックを学べました。これからも更なる技術向上を目指して、練習し続けたいと思います。皆さんも良かったら実践してみてください。

今回の講師である土肥圭太さんのInstagramアカウント

この記事が、皆さんのボルダリングの技術向上の一助となれば嬉しいです。次回もお楽しみに!

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