The North Face Cup 2025に挑戦!:今年のボルダリング大会で感じた成長と課題

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こんにちは!今年もついに「The North Face Cup 2025」に出場してきました。この大会は、僕が初めて出場したボルダリングの大会で、今では毎年の恒例イベントになっています。今回は3年連続3回目の出場ということで、去年からの成長と新たな課題を感じる大会となりました。この記事では、The North Face Cupの概要や過去の大会の振り返り、そして今年の結果について詳しくシェアしていきます。

The North Face Cupとは?

The North Face Cupは、毎年9月から2月にかけて全国各地で予選が行われ、3月に本戦が開催されるボルダリング大会です。大会には課題のレベルごとにDivisionが設けられており、男性の場合はDivision 5から1まであります。(女子はDivision4から1まで、その他にU-8、U-12、U-15と世代別のカテゴリーもあります。)予選では、10課題を60分以内で登る形式で、完登数とゾーン(Zone)の数で順位が決まります。

カテゴリー予選会で登る課題
男女共通U-81番〜10番
U-106番〜15番
女子U-1211番〜20番
U-1511番〜20番
Women‘s Division 43番〜12番
Women‘s Division 36番〜15番
Women‘s Division 213番〜22番
Women‘s Division 1本線のみで予選会はなし
男子U-1211番〜20番
U-1518番〜27番
Division 58番〜17番
Division 411番〜20番
Division 316番〜25番
Division 221番〜30番
Division 1本線のみで予選会はなし
各Divisionの課題リスト

また、昨年からTryout制度が導入され、初めて出場する選手はまずTryoutを受講し、その成績によって出場するDivisionが決められます。

過去の大会を振り返って

The North Face Cup 2023

初めての出場は2023年、B-Pump秋葉原でのDivision 5でした。この時は5完登という結果でした。人生初のボルダリングコンペで、成績は振るいませんでしたが、自分の中で大きな一歩でした。

The North Face Cup 2024

2024年はBaseCamp錦糸町でDivision 5に再挑戦し、前年よりも良い成績を残せました。6完登し、26人中11位という結果で、自分の中でも1年間の成長を感じられた大会でした。その時の経験をまとめたブログ記事もあるので気になる方は参考にしてください。

去年の順位表。Division5で6完登しました。

前年の結果により、2024年はDivision 4での出場権を得ていましたが、予選前に受けたTryoutの結果、残念ながらDivision 5に降格となりました。それでも、その経験があったからこそ今年の大会に繋がったと感じています。

The North Face Cup 2025に出場して

今年はBaseCamp錦糸町でのDivision 4に初挑戦!去年のリベンジも兼ねて、Tryoutを受講してから予選に臨みました。結果は6完登とゾーンの獲得。去年からの成長を実感できる大会となりました。特に、Division 5との共通課題(11〜15番)をすべて完登できたのは大きな進歩です。しかし、反省点もいくつか出てきました。

The North Face Cup 2025の順位表。Division 4に挑戦し、6完登!

予選当日の様子

今年も去年もBaseCamp錦糸町の中は大勢の参加者で賑わっていました。ウォーミングアップスペースが少ないため、しっかりと体を温めるのに苦労しました。

去年は友達と4人で出場し、みんなでセッションしながら課題に挑戦したのでとても楽しかったです。ムーブを考え合ったり、難しい課題を教え合ったりして効率よくトライできました。しかし、今年は知り合いもおらず一人での出場となったため、課題の見極めやムーブを自分一人で考える必要がありました。とはいえ、そんな状況でも去年より良い成績を出せたのは、自分の成長を強く感じることができました。

自身の練習方法と大会前の準備

今回の大会に向けた特別な準備は実はあまりしていませんでした。BaseCamp錦糸町での予選を選んだのは予選の2日前。最近の練習で調子が良かったこともあり、自分の成長を信じてそのまま出場しました。

この1年でUndergroundの3級が登れるようになってきた実感がありましたし、Tryoutを受けた時の課題の難易度もそこまで難しく感じなかったため、Division 4の課題にも対応できると感じていました。特に、最近はたくさん登れていて、自分の登りのスキルが向上しているという実感がありました。

成長を感じたポイント

  • 共通課題の完登: Division 5との共通課題(11〜15番)をすべて完登できたのは嬉しい成果でした。去年、Division 5で苦戦していた課題を今年はしっかり攻略できたのは、自分でも成長を感じた瞬間でした。
  • 難しい課題の挑戦: Division 3との共通課題(16〜20番)にも挑戦し、19番の課題を完登できたことは自信に繋がりました。特に、残り時間が少ない中での完登は、集中力と粘り強さを試されたと思います。
完登出来た19番の紫の課題 
初手のコーディネーションが核心

反省点

  • 時間配分のミス: 12番のコーディネーション課題に時間をかけすぎてしまい、16番以降の課題に取り組む時間が少なくなったのは悔やまれます。これにより、20番の課題はトライすらできず、Zoneも取れませんでした。
トライしたかった黒の20番の課題 
Zone2くらいまでは取れたかも?
  • トライ数: 13、14、15番の課題は2〜3トライかかってしまい、もう少しトライ数を減らしたかったです。特に、1撃でクリアする力をつけることが今後の課題だと感じました。
12番の青のコーディネーション課題。
時間をかけすぎてしまったのが反省点です。
完登に3トライ費やした13番のスラブ。
唯一の3級だったので、一撃したかった。

来年に向けて取り組みたいこと

来年に向けて具体的に取り組むべきことが見えてきました。BaseCamp錦糸町の2級を全て登れるようになること、そして3級は一撃で登れるようにすることが目標です。

現在、2級は基本的に登れますが、難しい2級は完登できなかったり、完登までに何日もかかることがあります。3級については全て登れますが、一撃で登れず苦戦することもあります。

練習のポイント

  • 3級の一撃を目指す: オブザベーションをしっかりして、登る前にムーブのポイントや気をつけるべきことを頭の中で整理して、最初のトライでは1撃を目指してトライしたいです。
  • 2級に集中して練習: 時間をかけてでも全て完登できるようにトライを重ねます。ムーブが分からない場合は、周りの強い人に聞いたり、Instagramで検索してでも完登を優先したいと思います。

まとめ

The North Face Cup 2025は、僕にとって成長と課題を同時に感じられた大会でした。初めてのDivision 4での挑戦は緊張と期待が入り混じったものでしたが、その分得るものも大きかったです。今年は一人での挑戦でしたが、その中で去年を超える成績を出せたのは、自分の力を証明する良い機会になりました。

来年もまた出場し、さらに成長した自分を見せられるように練習を続けていきます!皆さんもぜひボルダリングに興味を持ったら、The North Face Cupにチャレンジしてみてください。日本全国の猛者たちが集まる素晴らしい大会ですよ!

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